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メッセージ
芝川商店は、福岡県北九州市を拠点とするIT屋です。
北九州市は、1963年に全国に先駆けて5市が対等合併して誕生した政令指定都市です。
そして、近年においても全国に先駆けて、人口減少、少子高齢化、建物の老朽化などの多くの課題を抱え、課題先進都市と呼ばれています。
そんな北九州市が抱える課題を、行政、企業、住民と一緒になって考え、解決していくことをミッションとし、2015年に芝川商店を設立しました。
2025年現在、芝川商店は設立から11期目を迎えました。
その間、日本や北九州は大きな変革はないものの、緩やかに様変わりしてきたように思います。
10年ともなれば、半世代の入れ替わりはありますし、それだけの自然な変化はあったと思います。
そんな中、世の中はは奇妙な局面を迎えています。

人口および生産年齢人口の自然減の坂道はピークを迎え、いよいよ人材不足が深刻化しようとする中で、AI、とりわけ生成AIが破壊的なパフォーマンスを発揮する可能性が高まってきました。
すでに一部のIT分野においては、局所的ではあるものの数倍〜数十倍の生産性を叩き出してきています。
これが渡りに船なのか、混迷の道へと続くのもなのかはわかりませんが、パラダイムの変化が起きていることだけははっきりしています。
ITには人々の生活を豊かにする力がありますが、万能ではありません。当然ながら負の面もあります。
昨今ではDXが叫ばれて久しいですが、ITを導入すれば、あるいはDX化を考えれば何でも解決できるわけではありません。
ITは、業務の効率化やサービス向上が得意です。
しかし、IT運用が安定的であればあるほど、組織・サービスの硬直性が強化され、変更(変化)に多大なストレスとコストを伴うようになります。
また、ITは、人を相手取るサービス業で効果を発揮しやすいため、産業的には商業との相性がよく、モノを相手取る農林水産業や工業、運輸業との相性は必ずしも良いとはいえず、導入・運用には一工夫・一苦労を要します。投資対効果が得られる限りにおいては導入するに越したことはありませんが、中小規模事業の場合は必ずしも導入することが正解とは限りません。これは前述の組織・サービスの硬直性と関係しており、フットワークのよい経営を行っていくなら、すぐにスクラップできる程度の軽量ITの導入を目指すべきと言えます。

弊社もITを生業とする者の端くれとして、ITを軸足として社会に向けて様々な利活用やリテラシーを提供していきますが、盲目的なIT推進・DX推進とは一線を画す立ち位置を維持していきたい考えです。
ITは本当に便利で役に立つツールですが、弊社は常に地域の皆さまとともに、適切なITとの距離感を考えながら動いていく所存です。
2025年8月12日 芝川 洋介
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